静岡県の両替町は、徳川時代から続く地名です。
当時の静岡の両替町には、銀の鋳造所(銀座)が置かれ、貨幣流通の金融街でしたから、金や銀の両替商が軒を連ねていました。
その後、1612年に銀座は静岡から江戸に移され、今の銀座は新両替町と呼ばれていました。
現在、両替町は静岡でも繁華街となっており、当時の喧騒がそのまま受け継いでいます。
東京の銀座においても、新両替町の地名はなくなりましたが、喧騒はそのままに、華やかな町となっています。
銀座の名前の由来が両替町にあり、静岡で息づいているということです。